便秘の診察で小児科から処方されたピコスルファートナトリウムってどんな薬?

こんにちは。子供の便秘改善に奮闘するパパとママの応援サイト「パパママ目線」へようこそ。

 

子供の便が出ない……。
ひょっとして便秘?

 

なんて思ったらまずは小児科を受診されると思います。

 

ママ
我が家もまずは近所の小児科に行きました。
息子
病院イヤ~~~!
パパ
病院がイヤで泣く息子を連れていくのは大変だった……。

 

受診後に処方してもらったなかに「内服用滴剤ピコスルファートナトリウム内用液0.75%」という薬がありました。
この薬は簡単にいうと下剤なのですが、知っておくべきことがあります。

 

結論としては――

安易な下剤の服用は便秘を重症化させる恐れがあるということ。

 

今回の記事では、子供の便秘でお悩みのパパママに「ピコスルファートナトリウム」についてお伝えします。

 

 

ピコスルファートナトリウム内用液0.75%とは?

ピコスルファートNa内用液0.75%の写真

 

ピコスルファートNa内用液0.75%は大腸を刺激して腸の動きを活発にする薬。
腸から体内への水分の吸収を抑え、排便をうながすというもの。

 

子供の場合、1日1回夕食後に服用します。
水溶性の滴剤なので、飲み物(ジュース)に数滴たらして飲ませています。

 

ピコスルファートNa内用液0.75%の作用と効果について

 

大腸細菌により分解され活性型となり、腸管蠕動運動を亢進させ、また水分吸収を阻害して、瀉下作用を示します。
通常、各種便秘症、術後排便補助、造影剤(硫酸バリウム)使用後の排便促進、手術前における腸管内容物の排除に用いられます。

くすりの適正使用協議「くすりのしおり」より引用

 

パパ
なんだか説明が難しいな……。わかるようでわからない……。
ママ
難しい語句について解説するね!

 

腸管蠕動運動(ちょうかん・ぜんどううんどう)
腸管とは小腸、大腸に分けられる消化官のこと。蠕動運動とは筋肉の収縮による運動のこと。

 

亢進(こうしん)
機能が通常の状態より高まること。

 

瀉下作用(しゃげさよう)
瀉下薬(しゃげやく)とは下剤のことで、下剤が効く作用のこと。

 

ピコスルファートNa内用液0.75%の用法と用量について

 

パパ
この説明だけ見るとけっこう強い薬な気がする……。
ママ
この薬は大人にも使用されるのだけど、用法や用量を守る必要があるよ。

 

ピコスルファートナトリウム内用液0.75%の用法と用量のイメージ画像

 

通常、成人は1回10〜15滴(0.67〜1.0mL、主成分として5〜7.5mg)を1日1回服用。

小児は、次の基準で1日1回服用します。

  • 6ヵ月以下2滴(0.13mL)
  • 7〜12ヵ月3滴(0.20mL)
  • 1〜3才6滴(0.40mL)
  • 4〜6才7滴(0.46mL)
  • 7〜15才10滴(0.67mL)

くすりの適正使用協議「くすりのしおり」より引用

 

ママ
妊娠または授乳中のママは注意が必要!使う前には必ず担当の医師と薬剤師に相談してくださいね。

 

子供の便秘が改善しない場合、下剤を飲み続けてもいいの?

 

下剤はあくまでも下剤。
子供の便秘を改善する薬ではありません。

 

しかし便秘に悩む子どもたちが小児科を受診すると多くの場合このように下剤が処方されるようです。
そして大抵は「様子をみてください」と言われ診察は終わります。

 

その後、症状が改善されなければ下剤の量が増やされることも。
しかし、薬を飲ませるのをやめるとまた便秘になってしまうため、下剤に頼ってしまうことになるんです。

 

ママ
息子も一時期、下剤がないと排便できなくなった時期がありました……。

 

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。
ですから薬を使用される場合は、パパとママの理解と知識が必ず必要ですからご注意くださいね。

 

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実は多い子供の便秘。原因は?解消法は?

 

子どものうちから腸内環境を整えることが大切

 

パパ
我が家の経験からお伝えすると「便秘だから下剤で出そう」という考え方はやめたほうがいいということかな。
ママ
うん。薬に頼る処置を繰り返していると、自分で便を出す力が弱まっていくよね。

 

毎日の育児や家事に忙しく、なかなか便秘対策まで手が回らないという現状はあると思います。
共働きのご家庭だとなおさらですよね。

 

しかし、小さいうちから腸内環境を整えることは、非常に大切なんです。
慢性的な便秘症は成人になっても悩みが続く場合があります。

 

小児慢性機能性便秘症 診療ガイドラインによると、「4歳以下で便秘と診断された患児の40%以上が、disimpaction(便塊除去)や緩下剤、食物繊維摂取による治療にもかかわらず、学齢期になっても便秘による症状が残る」という報告もあるんです。

 

大切なことは

  • 食事や水分の不足、不規則な日常生活や食習慣があればそれを正す
  • 便意を感じた時は排便をがまんせずにトイレに行くように教える
  • 食後のゆとりのある時間帯にトイレにすわる習慣をつける

ということ。

 

とくに幼少期のトイレトレーニングは気をつけたいポイントです。

 

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大変だとは思いますが、かわいいお子様のため。
安易に薬に頼らず、親子でできる「腸内環境の改善」を目指しましょう。

 

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